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熱中症の初期症状にはツボ押しで速攻対処!
本年4月に入社した吹越と申します。
連日猛暑が続いておりますが、皆様は熱中症対策をされているでしょうか。
「頭痛がしたり、頭がぼーっとして判断力が鈍ってしまう」それは熱中症の初期症状かもしれません。そんな場合は涼しい場所に移動し、体を休め、水分補給をするといった応急処置が一般的です。
さらに自分で手軽にできる対処法として「ツボ押し」もお勧めです。そこで今回は、頭痛がしたり、頭がフラフラするなどの熱中症の初期症状に効くツボをご紹介したいと思います。
○身体の熱を冷ますツボ 「陽谷」(ようこく)
1つが、「陽谷」です。このツボは、手の甲側、小指のラインと手首が交差するあたりのくぼみにあります(ボコっと出ている骨の小指側の際あたり)。陽谷は体内の熱を外に放散するツボとされ、熱を取る効果が期待できます。細い血管にも通じるので、暑さで動悸がするときなどにも有効です。
○心を安定させるツボ「通里」(つうり)と「内関」(ないかん)
また、精神を安定させるツボとして、「通里」と「内関」があります。通里は、手の平側、小指側の手首の一番太いシワから肘に向かって親指1本分のところにあります。内関は、手の平を広げた時に手首から肘にかけて縦に走る2本の筋の真ん中、手首にある一番太いシワから肘に向かって指3本分の位置になります。
ともに精神安定のツボですから、熱中症気味で頭がぼーっとしているときや、どうも判断力が鈍っているときなどにお勧めです。また、通里には陽谷と同様、熱を放散する作用もあります。
○親指でじわ~と10秒押すのがコツ
ツボ押しをする際には、親指で10秒くらいを目安に、じわ~と圧をかけ、左右両方で行います。これを5セットくらいやると効果的です。
暑さで頭痛がしたり、頭がうまく働かなかったりといったときには、涼しいところで体を休めて、しっかり水分補給をした上で、これらのツボ押しで、体内の暑邪をしっかり取り除いていきましょう。